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各種 予防接種

​※予防接種はいずれも予約制にて行っております(破傷風は除く)

※新型コロナウィルスのワクチン接種は、当院では行っておりません。

※下記項目に該当する方は、予防接種を受けることができませんのでご注意ください。

  • 明らかな発熱、風邪症状がある方(※1)

  • 重い急性疾患にかかっている方

  • ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症(※2)の既往歴のある方

  • 上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある方

(※1)明らかな発熱とは通常37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。
(※2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。

帯状疱疹ワクチン

 帯状疱疹ワクチン 

帯状疱疹ワクチン プリント1.jpg
帯状疱疹ワクチン比較表.jpg

・帯状疱疹の予防には、50歳以上の方を対象としたワクチンがあります。

​・2種類ワクチンがありますが、当院はシングリックスのみ取り扱いしております。

​・通年で電話、窓口で予約を受け付けております。

・予防接種の申し込みは希望される日時の1週間前までにご予約ください。

・接種費用は自費となります。

 ○シングリックス:1回 22,000円、2回合計 44,000円(税込、手技料込み)

  下記助成にて、自己負担は1回12,000円、2回で24,000円(税込、手技料込み)

※令和5年7月1日より、世田谷区民の方については費用助成が開始されます。

 ・対象者:接種日時点で世田谷区に住民登録のある満50歳以上の方

 ・助成回数、金額:不活化ワクチン / 2回 / 1回につき10,000円

 ・助成方法:助成券は当院に設置しています。事前に当院にてご予約の上、予約日に来院してください。区への申込みは必要ありません。備え付けの助成券に必要事項を記入し、本人確認書類(保険証等)を窓口で提示してください。

 その他詳細は世田谷区のHPを御覧ください。

 世田谷区民以外の方については、お住まいの自治体へお問い合わせください。

・水ぼうそうにかかったことがある人は、すでに水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を獲得していますが、年齢とともに弱まってしまうため、改めてワクチン接種を行い、免疫を強化することで帯状疱疹を予防します。

・予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、たとえ発症しても症状が軽くすむという報告があります。50歳以上の方は接種可能ですので、接種をお勧めします。

 

・帯状疱疹とは 体の片側の一部にピリピリとした痛みが現れ、その部分に水ぶくれを伴う赤い発疹が出現する病気です。水ぼうそう(水痘)に罹ると治った後もそのウイルスが体の中に潜んでいて、免疫力が落ちた時に発症します。日本人成人の 90%以上が帯状疱疹になる可能性があり、80 歳までに 3 人に 1 人が 発症すると言われています。特に50 歳代から発症しやすくなります。帯状疱疹が頭部、顔面に出ると、目や耳の神経が障害され、めまい、耳鳴りなどの合併症、重症化する と視力低下や顔面神経痛など重い後遺症が残ることがあります。また帯状疱疹が治った後も長期に 痛みが残ることがあり、帯状疱疹後神経痛(PHN)と言われています。50 歳以上で帯状疱疹になった場合、約 2 割がこの PHN になると言われています。

 

・帯状疱疹を予防するワクチンが 2 種類あり、各々長所と短所があります。当院ではシングリックスのみ接種を行っております。これまでは水ぼうそうの予防にも使われている水痘ワクチンを使用していましたが、2020年1月に新しい帯状疱疹ワクチンである「シングリックス」が発売となりました。シングリックスは2ヶ月間隔で筋肉内に2回接種しますが、2回目の接種が2ヶ月を超えた場合であっても、遅くとも 1回目から6ヶ月後までに接種する必要があります。

・シングリックスの帯状疱疹に対する予防効果は、50歳以上の方で約97%、70歳以上の方で約90%と報告されており、水痘ワクチンよりも有効性が高いと考えられます。また、免疫抑制をきたす治療を受けている方などでも接種が可能です。

 

・シングリックスを注射すると、体の中で強い免疫を作ろうとする仕組みが働くため、多くの方に注射部位の痛みや腫れがあらわれますが、副反応の多くは 3日以内に治まります。 シングリックスは 2回の接種が必要で、水痘ワクチンと比較すると接種費用が高額となりますが、 50歳以上のいずれの年齢層でも高い帯状疱疹予防効果が示されており、帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症を減らす効果も期待できます。

 

帯状疱疹に対する予防接種をご希望の際は、受診時にお気軽にご相談ください。

 肺炎球菌ワクチン 

通年で電話・窓口にて予約を受け付けております。

・予防接種の申し込みは希望される日時の1週間前までにご予約ください。

・世田谷区で定期接種の対象者になる方(下記画像参照,または詳細はこちらをクリック)は,

費用助成により、自己負担額 1,500円にて、その他の方は自費(8,000円,税込)にて行っております。

・費用助成は、過去に肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがないことが条件となります。

・接種日に60歳~65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能または免疫の機能に障害がある方のうち、1級相当の身体障害者手帳をお持ちの方も対象となります。

・費用助成の対象の方は、必ず区の接種予診票をお持ちください。

・肺炎球菌、ワクチンについての詳細は、下記サイトをご参照ください。

 →肺炎球菌感染症:厚生労働省HPより

破傷風トキソイド

 破傷風トキソイド 

  • 破傷風ワクチン(沈降破傷風トキソイド)の予防接種については、予約不要で通年受付しております(通常は当日接種可能ですが、在庫がない場合は取り寄せのため後日となります)。

【破傷風について】

  • 破傷風は、破傷風菌により発生し、かかった場合に亡くなる割合が非常に高い病気です。

  • 主に傷口に菌が入り込んで感染を起こし毒素を通して、さまざまな神経に作用します。

  • 怪我をしてから、3日~3週間(平均10日)後に発症します。

  • 口が開き難い、顎が疲れるといった症状に始まり、歩行や排尿・排便の 障害などを経て、最後には全身の筋肉が固くなって体を弓のように反り返らせたり、息ができなくなったりし、亡くなることもあります。

  ※参考サイト:破傷風とは ​国立感染症研究所

【対象者】

  • 全年齢(ただし、小児の定期予防接種については、当院では行っておりません

  • 明らかな発熱・風邪症状や、重い急性疾患がない方

  • 過去にワクチン接種でアレルギー・アナフィラキシーを起こしたことがない方

 

  ※他のワクチン接種後でも、間隔をあけず接種可能です。

【接種回数】​

  • 破傷風ワクチンの定期接種が開始される前に出生した方(1967(昭和42)年以前生まれ):3~8 週間で2回、その後6ヶ月以上(標準12~18ヶ月)の間隔で3回目のワクチン接種を行います。

  • 1968(昭和43)年以降生まれの方、または前回接種から10年以上経過している方:追加接種として1回接種​

​  ※正しく接種すれば予防率はほぼ100%で、約10年は免疫が保たれます。

​  ※破傷風暴露リスクが高い場合は、10年毎の接種を推奨します。

【費用】

  • 怪我をした時の緊急接種の場合:保険適応なため、通常は自己負担は数百円程度となります。

  • 予防のための場合:自費:3,000円/回(税込、手技料込)​

 

 インフルエンザワクチン 

  • 令和5年度については、10月2日(月)より接種開始します。

  • 9月21日(木)より電話、窓口にて予約受付を開始します。

【対象者】

  • 高校生以上の方

  • 明らかな発熱・風邪症状や、重い急性疾患がない方

  • 過去にワクチン接種でアレルギー・アナフィラキシーを起こしたことがない方

 

 ※他のワクチン接種後でも、間隔をあけず接種可能です。

【費用】

  • 東京23区,調布市,狛江市,三鷹市在住で満65歳以上の方​,500円市区町村の予診票が必要です)

  • その他の方:3,600円(税込、手技料込)

【備考】

  • 13歳以上の方の接種は原則1回接種を推奨されています。

  • インフルエンザについて詳しく知りたい方は、下記サイトをご参照ください。

 ➞インフルエンザQ&A:厚生労働省HPより

インフルエンザワクチン
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